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2010年3月5日作業療法

「口琴」「パチカ」演奏者現る。。。!?

「口琴」?これは「コーキン」と呼び、楽器だそうです。。。

「パチカ」?これも楽器のようです。。。

当院に、これらの演奏者が現れました!!

その正体は???

予測つく方はもうお判りかと思いますが(^^ゞ

 

演奏者の正体は、勉強目的で

飯能老年病センターに来ている、

作業療法実習生であります。

彼は3日間の実習の感謝の気持ちとして、

珍しい楽器の演奏を披露してくれました。

 右の写真は、「口琴」の演奏準備です。

参加された皆様は、不思議そうな眼差しで

見ておりましたが、「ビヨーン」という独特な

音色と共に演奏が始まると、

拍手を頂けた様でしたヽ(^o^)丿

 

パチカ.JPG

左の写真も彼が演奏した楽器であります。

何だか、女性が髪の毛を結うゴム?

又は、鉄アレー?みたいです。

実は「パチカ」という楽器で、

一個の玉が手のひら弱サイズ。

玉をぶつけあって、音を鳴らします。

演奏技として、

ハングシェイク・フリップフロップ 他 

多数を駆使するそうです。

 

「口琴」 は金属や竹でできた弁を有する楽器の一種。

メジャーな楽器ではないものの、世界に分布しております。

飛び跳ねる動き等を表す効果音としてしばしば使われ、
 
多くの人が耳にしているはずです。
 
「世界の口琴」
① アイヌのムックリ
② 台湾ダイヤル族のロブ
③ フィリピンのクビン
④ インドのモルチャン
⑤ ハンガリーのドロンブ
⑥ 中国では、口弦、嘴琴、口簧琴

 

「パチカ」とは、もともとアフリカの民族楽器で、

セネガルやマリ共和国などで、
 
 母親が子供に作って与える玩具だそうです。

日本で例えるならば、
 
あやとりやお手玉といったところでしょう。

 現地では、アサラト、ケスケスと呼ばれています。

それをプラスチック化し、壊れにくく、
 
安価で提供できるように作られたのが"パチカ"です。

 

こっそり忍ばせていた彼の特技が、

ぶっつけ本番で患者様に喜んで頂け、

「芸は身を助ける」という言葉が当てはまる、

そんな気がしました。             M.O

 

 

 

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