もの忘れ外来
誰でも人の名前や物の名前が思い出せない事はあると思います。
ご家族とのお話を忘れてしまったり、約束を忘れてしまったりすると、自分は認知症ではないかと不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
飯能老年病センターでは認知症の正しい理解と早期発見・早期治療のために「もの忘れ外来」を診療しています。
認知機能障害には大きく分けて3種類の原因があります。
-
- 生理的原因
- 年齢なりの脳機能の低下による正常なもの忘れ
-
- 病的原因
- アルツハイマー病・脳血管障害(脳梗塞・脳出血など)
-
- 精神的原因
- うつ病、神経症など
「症状」
- 同じ事を何度も聞く
- 食事をした事など、直前のことをよく忘れる
- 今日が何日の何曜日か思い出せない
- 簡単なお金の計算を間違える
- 物を置き忘れる
- 人の名前が思い出せない
- 知っている道で迷ったことがある
- 財布がなくなる
- 今までできたことができない
- 新しい物の名前や使い方を覚えられない
このような症状が見られましたら、念のため「もの忘れ外来」の受診をお勧めします。
もの忘れの原因は、できるだけ早く調べ対処することが重要です。
※もの忘れ外来ではご本人様とご家族の方にお話を伺いますので、 受診される際にはご家族の方(ご本人様の日常生活がわかる方)が付き添ってくださいますようお願いいたします。