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第54回日本老年医学会学術集会

 平成24年6月28日・29日・30日の3日間、東京国際フォーラムにて「第54回日本老年医学会学術集会」【会長:大庭 建三先生(日本医科大学老年内科 教授)】が開催され、当院の木川好章院長が「認知症の地域連携」シンポジウムに登壇しました。

第54回日本老年医学会学術集会案内板.jpg

○三鷹・武蔵野認知症地域連携について:長谷川浩先生(杏林大学高齢医学)

○地域支援体制作りの有用性の評価:武田章敬先生(国立長寿医療研究センター先端医療部)

○認知症に対応できる地域包括ケアシステムの確立に向けて:粟田主一先生(東京都健康長寿医療センター研究所)

○地域連携における精神科医療の役割:小田原俊成先生(横浜市立大学附属市民総合医療センター)

上記4名の先生方の各地域における取組・提言等の報告の後、木川院長(老年病専門医・認知症サポート医)が登壇し、「重度認知症例の身体合併症における地域連携の現状」について発表しました。

第54回日本老年医学会学術集会登壇.jpg>>認知症患者様に対する内科医と精神科医の連携診療および透析治療など飯能老年病センターの取り組みについて

>>認知症高齢者の終末期医療に関するガイドライン策定および法整備の必要性について

>>認知症高齢者の尊厳および尊厳死について

>>重度認知症高齢者に対する医療が消極的とならないよう注意する事の重要性について

>>幅広い知識・認知症に対する高度な知識を有する老年病専門医・精神科医・看護師・作業療法士・精神保健福祉士の育成と、その医療従事者によるチーム医療・ケアの重要性・必要性について

症例報告を交えながら報告するとともに、現在、認知症地域支援として関係各機関のネットワーク体制構築が進められている中、高度の身体合併症を有した重度認知症患者への対応が話し合われていない事を課題とする提言をいたしました。 

第54回日本老年医学会学術集会発表後.jpg

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