ページの先頭です

2013年7月16日お知らせ

脳卒中における臨床神経精神医学 第2版

「脳卒中における臨床神経精神医学 第2版 脳血管障害後の認知・行動・情動の障害」
が7月23日(火)に発売されます。

脳卒中における臨床神経精神医学 第2版 表紙.jpg 出版社は星和書店という主に精神医学・脳神経科学領域の学術書を出版している会社です。米国アイオワ大学精神医学教室のロバート・G・ロビンソン教授の著作を日本語に翻訳したものです。

 私は第14章「認知障害との関連と治療」の翻訳を担当しましたので、先週星和書店から印刷したての本が5冊届きました。
 脳卒中の急性期治療は、血栓溶解薬の進歩などによって死亡率が減少していますが、後遺症を抱える脳卒中患者の有病率はいまだ増加しています。脳卒中後、うつ病に罹患すると認知機能がより障害され、運動機能の回復が遅れますが、適切な抗うつ薬治療によって認知機能や運動機能、さらには生存率までもが改善すると言われています。

 本書は、脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の認知・行動・情動の障害とその治療について網羅的、詳細に記載されていますから、この分野の医師・医療関係者には必携だと思います。ちなみにたくさん売れても、私に印税は入ってきません。

医局Y.M

§
§§
ページの先頭へ