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スタッフ日記

 東京マラソン2009完走記(その10) の続きです。

 入船橋の交差点を右折すると風が強くなってきました。空はどんよりとした曇り空、午後1時半だというのに夕方のように暗いです。

 

 沿道の応援もまばらになると上り坂になりました。佃大橋の上り坂です。歩く人が多くなります。コースを外れてストレッチをする人も増えます。応援は陸連スタッフとボランティアだけになります。みな黙々と下を向いて走ったり、歩いたりしています。颯爽と走り抜ける人は一人もいません。なんだか戦場からの避難民の集団のようです。みんなフラフラ、ヨロヨロしています。「港までたどり着けば祖国へ向かう船が待っている~」という感じです。港を目指して前へ前へと進みます。橋の上り坂は歩いたり少し走ったりして、橋の下り坂からまた走り始めました。南西の風ですが、冷たい風で、体温、体力、気力が奪われます。足が棒のように硬く、かつ鉛のように重くなりました。

 また上り坂です。沿道から「がんばれー」「走れー」と声がかかります。脳は走る命令を出しているのですが、向かい風のため走るスピードはすでにLOW、ローギアです。そこで上り坂になるとギアがニュートラルに落ちてしまいます。つまり観客からすれば歩いているように見えるかも知れません。しかし、脳は走っています。足は歩いていますが、私は走っています。走っているのです。もう本当に何がなんだか分からなくなってきました。

 さらに橋を越えて豊洲に入るとしばらく平坦な道が続きます。マンションや商店もあり、コンビニの前でおにぎりと梅干し、味噌汁をもらいました。お米と梅干しのクエン酸パワーでペースアップか?と思いましたが、相変わらず鉛の下半身です。「がんばれー」と応援は受けるのですが、膝が上がりません。東雲(しののめ)1丁目を右に折れます。西に向かいますが、やはり冷たい向かい風です。「こんなに寒いのなら、ウインドブレイカーの下をはいてくれば良かった」と思いましたが今さらどうしようもありません。40Km地点の救護所に3階病棟の看護師の山川さんがいることを前日に本人から聞いていたので、40Km地点を目指して前へ進みます。

 東京マラソン2009完走記(その12) に続きます。

 東京マラソン2009完走記(その1) はこちらから。

医局 Y・M

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